月日が経つのは本当に早いものです。毎年のことですが、月が変わり、カレンダーのページをめくった時、「えっ、12月のページが、あと1枚しか残っていない!」ということに気づき、愕然としてしまいます。時の流れの速さに改めて思い知らされるのです。
はて?私は今まで何をやってきたのだろうか? 忙しさに追われるだけの毎日で過ぎてきてはいないだろうか? HPのコラムも、少し滞っているし・・・・ 等など、立ち止まって考え出すと反省がたくさん出てきそうですので、自分自身の行いを振り返るのは、年末まで先延ばしをすることにしましょう。そして、もう少し、忙しさを抱えて走っていようと思います。
1,2ヶ月前の暑い、暑い夏から、紅葉を楽しむ秋に、季節が移り変わりましたが、時を同じくして、政治の世界も、自民党政権から民主党政権に変わりました。衆議院の総選挙で、自民党の大敗。これは、民主党の支持が多かったというより、日本国民の自民党に対する失望が強く、「とにかく、変わってほしい!」「一度、変わったら?」という1票が、民主党に流れ、その結果民主党の大勝利となったのだろうという意見が大半のようでした。
そして、今・・・
政治家主導の政治、ダムの問題、子育て、教育の問題、などなど、色々な変化が出てきました。もちろん良いほうに変わってほしいと願っているのは、国民として当然のことです。
これからの政治の動きに目が離せなくなりました。
さて、このような時代の変化の中で、若草保育園は、例年通り運動会が行われました。
10月10日は幼児部運動会、10月24日は乳児部運動会でした。
今月の「子育て広場のひとりごと」のページでは、この運動会の取り組みについて、どの様に進め、どのように終了したか・・・ということをお知らせしてみようと思います。
まず、進め方のスタートとして、下記のような園便りを出しました。
《CHANGE・・・change・・・変わる!ということ・・!》
日本の政権が、民主党に変わりました。これからの政治の動きに目が離せなくなってきましたが、さて、「変わる」ということに対して、私たちはどのように考えるのでしょうか?
最初は、誰もが、不安や心配を感じるものです。きっと喜びや期待というプラスの気持ちよりも、マイナス・・・負の気持ちのほうが大きいのではないでしょうか?その不安や心配が大きければ大きいほど、抵抗も強く、今のままがいいと、現状に固執します。これは、もっと身近なことで考えると、よくわかります。 |
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例えば、今までよく通っていたお店の店員さんが変わってしまうと、その途端、なんとなくそのお店に行きにくくなってしまった。また、いつも購入していた商品が廃止されて、購入できなくなった時の困惑などなど、今までと同じでなくては、嫌だ、困る・・・と思っていることが結構ありますね。でも、今までと変わるのがなぜ嫌なのか、困るのかを冷静に考えますと、そんなに重大ではないことに気がつきます。要するに、自分の気持ちの問題なのです。現状のままならば、自分の気持ちや考え、生活スタイルを変えなくてもいい訳で、心穏やかに過ごせて、そこにはなんのストレスも生じません。しかし、人間とは、自分は変わりたくないのに、相手には変わって欲しいと願う、わがままな動物です。そして、相手に多くを望んでしまうのです。お互いが相手には変わってほしいという気持ちで関係をもてば、そこに、トラブルが発生するのは、当然のことではないでしょうか?
「相手を変えたいと思うのならば、まずは自分がかわること!」
これは、どんな人間関係でも、言えることだと思います。もちろん、親子関係でも・・・・です。こんな子どもになって欲しいと願うとき、自分はどうだろうか?親として子どもにお手本を見せられるだろうか?
親が変われば子どもが変わる。もちろんその逆もあります。お互いが、臆病にならずに前向きに考え、「変わる」ことに挑戦する。とても大事なことだと思います。
運動会の練習で子供たちも、大きく変わる!楽しみですね!
そして、それぞれのクラスからも、下記のようなお手紙を配布致しました。
まず、1歳児クラスです。
「CHANGE・・・・・変わること!」
7月〜8月にかけて行いました保育参加に、皆様ご出席くださいまして、ありがとうございました。
一日保育に参加して頂き、子どもたちの様々な姿をご覧頂けたかと思います。
「生活の様子が見られてよかった!」「頑張っている姿が見られた!」などの感想を頂きましたが、その反面、「親にべったり甘えてしまって・・・」「園での普段の生活が見られず残念・・・・」といった感想も多く聞かれました。
このような感想には、正直なところ、私たちも、残念でした。普段は泣くこともなく、みんなと一緒にしっかり生活できているのに、お母さんがいることで、どうしてあんなに甘えて、なにもしなくなってしまうのだろう??? と ・・・・・
1.2歳児ですから、お家の人がいると、まだまだ甘えたくなってしまう年齢であることはよくわかります。しかし、どうやらそれだけではなく、「今日は、お母さんがいる。お母さんがいる時は、先生がおこらないぞ!だから、自分のやりたいようにできるぞ!」という気持ちが、子ども達の中にもあるようです。そして、実際、私たちも、お母さんと一緒で嬉しいのだろなあ、甘えてもしょうがないかな・・・と大目にみてしまうところがあります。
しかし・・・ しかし・・・ このままですと、運動会においても、お家の方を見て、泣いてしまう姿や、お家の方が気になって動かない子どもたちになってしまうのではないか・・・と心配になります。
でも、「お家の人がいるから泣いてしまうのもしょうがない!」 と終わってしまう運動会ではなく、お家の人が見守ってくれる中で、今までの練習の成果を存分に発揮する子供たちの姿が見られる運動会にしたいと思います。
子供たちが、運動会で、泣かずにがんばるという経験ができたら、それは子供たちにとって大きな心の成長につながると思います。そういう運動会こそが、本当の意味で、「親子で楽しめる運動会」になるのではないでしょうか・・・。
その為には、お家の人が見ていても、泣かない強い気持ちを持ってやる。”やる時にはやる“ということを伝え、日々の保育の中でも実践していこうと思います。
「お家の人がいるから甘えたくなる」気持ちを、「お家の人がいるからこそ頑張る」気持ちに変えたいと思います。
そこで、お家の方にもお願いがあります。
これから、朝・夕の送り、迎えの時など、お子さんが甘えて急にグズグズして、いつもは出来ていることなのに、わざとやらない時には、私たち保育士も心を鬼にして、「○○ちゃん、やろうね!いつもはやってるよね!」と、しっかり子供たちに注意したいと思います。そして、保護者様も、「やる時は頑張ってやろうね!」と励ましてお子さんにやらせてあげてください。
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こういう日常のやり取りの中で、子供たちの心の中に、「お母さんがいても、やる時にはやるんだ!」という思いが育ち、自分の気持ちをコントロールする力が付いていくのだと思います。
子どもも、保護者様も保育士もみ〜んなで、いい運動会だったね!という運動会にしたいと思います。どうぞ、ご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。
この内容を、さらに、4コマまんが風にして、保護者様にお伝えしました。 |
次は、2歳児クラスのお便りを、ご紹介致します。
「ちゅうりっぷ組の子供たちは今・・・・」
今、ちゅうりっぷ組では、子どもたちが自ら進んで興味を持って、「やってみたい!」「やってみよう!」という気持ちが持てるような取り組みにしたいと考え、進めているところです。
いつもとは違うことや新しいことへの挑戦は、ともすると臆病になって、逃げ出したくなる時もあることでしょう。それは、大人でも同じですので、無理もないことです。
現に、運動会への取り組みが始まった頃から、「泣いて登園する」「保育園行きたくない!」などと、ぐずって登園するという子どもの姿が、チラホラみられるようになりました。
お家の人にとっては、泣いているお子さんを可哀想に思い、余程難しいことを子供たちにやらせているのではないか? 子どもが泣くということはやりすぎなのではないか?と思われる保護者様もいらっしゃるのではないかと思います。でも、逆に、「新しいことに挑戦できる!」「いつもとは違う取り組みが楽しい!」と、喜んで、楽しんで登園してくる子もいるのです。
子供たちは、本当にそれぞれ違うなあと改めて思いました。そういう子供たちを踏まえて・・・・
しかし、2歳児クラスでは、保育園は、いつも自分の思い通りに生活できて、楽しいことばかりではなく、集団生活の中で我慢を覚える、自分中心に他の人が動くのではない、自分の気持ちをコントロールしなければならない、勇気をもって挑戦する、ということも、そろそろ知らせていきたいと思います。そう考えますと、今の運動会の取り組みは、子どもたちに我慢や勇気を伝える丁度良い機会なのです。
そして、運動会当日には、お家の人の前でも、甘えずに、生き生きと頑張って取り組む子供たちを見て頂きたいと思います。もちろん、お家の人を見て泣いてしまう姿は卒業したいですね。
そこで、お家の方にも、お願いがあります。
登園・降園時に、お子さんがグズグズしたり、いつもなら出来ることを、甘えてわざとやらない時は、お家の方も、「やる時にはやろう!」「がんばろう!」と、おこさんに声をかけてください。
私達保育士も、心を鬼にして、「お家の人がいてもやる時にはやろうね!」と、声をかけていこうと思います。保護者様と保育士の同じ言葉かけで、早く気持ちを切り替えられる子もいれば、切り替えるのに時間のかかる子もいます。が、どうぞあせらずに変わらぬ言葉かけをお願いします。こうした関わりの積み重ねで、子供たちの中に、「お家の人がいてもやる時にはやるんだな!」という意識が生まれ、頑張ろうという気持ちが育つのだと思います。子供が変わります。
早く気持ちを切り替えられない子ども達にとっては、成長するために必ず通らなければならない試練の時なのです。でも、それは保護者様や保育士にとっても、同じ試練の時でもあります。みんなが、この試練を乗り越えた時に、きっと成長した子どもたちの姿が見られるはずです。
「もっとやりたい!」「またやるぞ!」「やってみよう!」という大きな自信をもって、運動会に参加する子供たちが見られると思います。その姿を信じて、私達保育士も、関わり方を考え、工夫をしていきたいと思います。保護者様も、ご理解の上、ご協力の程よろしくお願い致します。
このように、保育園だけではなく、お家の方にも、運動会にむけての、ねらいなどをお知らせして、保護者様のご理解とg歩協力を仰ぎながら、運動会に取り組んできました。
そして、10月10日は、幼児組運動会、10月24日は乳児運動会が、行われました。
一生懸命練習した子供たちは、運動会を終えて、それぞれに達成感や充実感を味わったのではないでしょうか?保護者からも、暖かなご感想をたくさんいただきました。
最後に、各クラスの運動会終了後の、おたよりをご紹介いたします。
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