今月のコラム 乳児向け相談 幼児向け相談 相談フォーム


  子育て広場のひとりごと…
木村緯歩子が若草保育園の園長時に執筆したものです。

暑い、暑い8月が終わり、9月になりました。

来る日も来る日も熱帯夜で、子供も大人も、熟睡できない夜が続いているのではないでしょうか?大人はさすがにバテ気味になりますが、子ども達のパワーは本当にすごいと思います。 朝、9時を過ぎますと、給食の人数調べの為に、それぞれの保育室を回りますが、どのクラスの子供達も、とても元気にいい顔で、「園長先生、おはようございま〜す!」とあいさつをしてくれます。その子供達の声と笑顔に会うたびに、元気をもらいます。この暑さの中でも、毎日を生き生きと過ごせる子供達に、改めて感心したり、羨ましいと思ったり・・・・・・見習わなければと思いました。

★夏の体験、あんなこと、こんなことから・・・・・・
  暑い夏の子供達・・・・・・年長組、ゆりさんの子供たちを紹介しましょう。

 
年長組のゆりさんが、7月22,23,24日の2泊3日で、「お泊りキャンプ」をしました。

その詳細は「キャンプ速報」を、ご覧頂きたいとおもいます。例年ですと、1泊2日なのですが、今年は、1泊多い2泊3日のキャンプにしました。
なぜ、2泊3日にしたか?ということですが・・・・
@ キャンプの本当の良さを子供達に知らせたい、という思いがありました。 本当の良さとは、楽しい経験をすることだけではなく、友達同士が互いに助け合い、協力しあうことで、人と人とがつながることの良さを体験して欲しいと思ったのです。 友達とずっと一緒に過ごすということは、時には、けんかになったり、もめ事が発生したりします。でも、そういう問題をみんなで解決しあうことで、より一層、友達同士の絆が深まっていきます。
友達同士だけではなく、キャンプで一緒に過ごす保育士との絆も深まります。 園児と保育士という関係ではなく、一緒に生活しあう仲間としての、つながりを強く感じて欲しいのです。それは、人間関係が希薄になっている現代社会の中で生きていく子ども達だからこそ、人とのつながり良さを知ってほしいのです。
そして、人間っていいな! 友達っていいな! 助け合うって素敵だな! と言うことを、体感して欲しいと思いました。

その為には、どうしても、2泊3日が必要だと思いました。
でも、大丈夫かしらと、内心不安でした。保育園時代には楽しいだけのキャンプでいいのではないか?とも考えました。長いキャンプで、もし何かあったら・・・
否、2泊3日はきっと貴重な体験になるはず・・・いや、もし何かがあったら・・・・・・等など、考えは時計の振り子のように揺れました。しかし、思い切って、決行(?)しました。
そして、何事も無く、キャンプを終了することができました。
今回の2泊3日は、やはり、想像したように、子供同士も、また、子どもと保育士とも、絆を深めたとてもよい時間だったと思います。先にも述べましたように、保育士と園児という枠を超えて、一緒に寝食を共にし、生活する仲間という関わりがありました。人間同士のぶつかり合いを経験して、仲間を意識することを知った子供達だと思います。 楽しく過ごしただけではない何か・・・・をそれぞれの子供達が感じてくれたら嬉しいです。
01

なにかが変わる?保護者様からの声、いろいろ・・・

●バスから降りてきた子ども達の顔が、はつらつとしていました。きっと楽しかったんだな、ということがわかりました。 
●親のほうが、心配で寝られなかったのですが、帰ってきた時の顔は、とてもしっかりした顔に見えました。 帰宅後、たくさん話を聞かせてくれました。
●川遊びや流しそうめん、キャンプファイヤー、肝だめし、友達と入ったお風呂、みんなでご飯を作って食べた事、とても思い出になったと思います。
いろんな事で、自信が持てるようになってくれたら、嬉しいです。

キャンプが終わった子供達・・・・
キャンプの説明会の時に、保護者の皆さんにこんな話をさせて頂きました。
「1泊2日のキャンプでは、親元から離れた不安と、忙しい日程に追われて、疲れた顔でバスを降りる子ども 達を出迎えると思いますが、2泊3日のキャンプでは、例え疲れた顔であっても、その表情の中に、たくましさを感じると思います。3日間もお家の人から離れて過ごすことができたという自信と、仲間と一緒に過ごし た充実感がきっと、子ども達の顔を変えると思います。そんなキャンプになるように、私たちもがんばりま す!」と・・・・・
そして、確かに子ども達が変わったと思います。
それは、クラス担任も実感しているようです。今までは、すぐにもめごとになってしまったような場面でも、キャンプ後は、友達同士で意見を出し合い、「じゃー、やってみよう!」と、他の人の意見を受け入れる子供達 がいました。自分だけがよければそれでいいのではなく、お友達のことも気にするようになった子ども達が いました。以前だったら泣いて済ませてしまうような場面でも、泣かずにがんばる姿が見られるようになりま した。「○○ちゃんがんばって!」と、相手を思いやる姿が見られるようになりました。
子同士の絆が、更には、子供達と先生との絆が確実に深まっているな、ということも感じます。
何よりも、夏まつりで披露してくれた踊りが、キャンプ後の変化を証明してくれました。
子供達が真剣に、気持ちを一つにして練習に励んだ様子が想像できる、素晴らしい踊りに、私は、とても、とても感動しました。暑い、暑い夏の体験で、飛躍したゆり組の子供達です。


7月22日・23日・24日に実施された「お泊りキャンプ」の速報です。
下の画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。 


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